◆258日目

ムーブを成功させるために必要な要素は３つだと思う。セットと動作（ＤＥＸとかスピンとか）とストール。３ＡＤＤくらいまでだったら動作についてはそれほど気にしなくても良いはずだ。セットさえちゃんとできれば、スムーズに体が動くし、タイミング的にも余裕ができる。大事なのはセットだ。今まではストールに偏りすぎてた。セットの方が全然重要だ。大体、クリッパーが苦手だからといってクリッパーセットのワザに挑戦しないのはナンセンスだ。クリッパーセットとクリッパーストールはまるで別の話だ。そうだ！！そうだよ！！ちょと待て。今エライことに気付いた。トーセットのムーブの練習するとき最初どうするか。ミラージュでもアトムスマッシャーでもいいや。必ずバッグをつま先に載せた状態から練習を始めるはずだ。ところが、クリッパーセットの練習するときは何故か一度クリッパーをやってから練習している。オレだけじゃないはずだ。床にあるバッグを拾って、交差させた足のインサイドに手で載っけて、そこからワールの練習するヤツはいないだろう。でもこれではクリッパー出来ないヤツはいつまで立ってもクリッパーセットのワザに入れないことになってしまう。今日気付いたのは、「セットに関して言えばトーセットよりクリッパーセットの方がラクに上げられる」んじゃないか？ということだ。随分前からずっと気になってたことなのだ。トーセットって実はメチャクチャやりにくいのだ。ストールはラクだけど。ヒザの曲げ伸ばしによる力を上手く垂直方向に向けられないのだ。インサイドとかアウトサイドの方が実は簡単だ。インサイドキック片足連続を延々とやっていて、気付いたのだ。最初は誰でもそうだと思うが、インサイドキックにしてもアウトサイドキックにしても、ヒザから下の回転運動で蹴り上げていた。腿を軸にスネを振り回すのである。ところがコレはヒザの曲げ伸ばしを利用すれば、もっと直線的に効率よく蹴り上げることが出来る。最初気付いたのはアウトサイドキックだ。体をちょっと弓なりに反らせて、つま先を外側にちょっと開いて、体の後ろの方に蹴り上げるつもりでヒザをちょいと曲げてやれば簡単にバッグは真上に上がってくれる。インサイドでも似たようなことをやればヒザだけで蹴り上げることが出来るっぽい。もう飽きた。やーめた。