Archive for July 2004

11 July

◆466日目

もう全身から力が抜けてしまって、何もする気が起きない。とにかくもう動けない。考えられない。午後はずーっと虚脱状態で過ごした。心の底から落ち込んだ。

しかしこれだけはやらなければならない。自分の記憶を詳細にたどること。いつもの、「飲んで酔っぱらって記憶がトンでごめんさい」レベルの話ではなく、自分の行動を逐一洗い直す作業。思考の過程も含めて。とにかくやってみるしか無い。

今日の起床は辛かった。夕べは飲みながら3時までメッセでしゃべってたからだ。みぃきバッグついて、から始まって、そこからバッグに求められる性能だのなんだのをウダウダウダウダと。今になって考えると今日の失態を暗示していたようで怖い。

無理矢理息子に起こされたものの、無理矢理パンを口の中に押し込んでいるうちに動けるようになってきた。今日の予定は何も決めてなかったが、サイの美容院の予約が入っていたから、息子二人を同時に連れてどっかへ行きたいと思った。家で3人で留守番は避けたかった。外に連れ出す方が楽だ、といういつもの思考だ。

近所にある公共の施設「こどもセンター」にでも行こうと思いついた。自転車で行くのがベストだが、子供用シートは前に一つだけ。二人を乗せる事は出来ない。次男も大きくなってきたし、そろそろもう一つ買おうと思っていたところだった。そこで次の計画がすぐに浮かんだ。まず、長男のみをつれて、近所のホームセンターへ行き、子供用シートを買う。一旦帰宅して取り付ける。そして改めて二人を自転車に乗せて子供センターに行く。

この時点で10時前だったような気がする。いや、9時半前か。「二人はプリキュア」と、「金色のガッシュ」、その後のアニメを見ていない。サイの美容院は11時だ。早速実行にうつす。パジャマ代わりのTシャツはそのままで、短パンだけ履いて慌ただしく出かける。この時。この時みぃきバッグをポケットに入れたのだ。一旦靴を履いて出ようとして、わざわざ戻ってからバッグをポケットに入れた。別に蹴るつもりでは無く、少しでも時間があれば、バッグを揉んではやく柔らかくするためだ。
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◆466日目(2)

ホームセンターまでの道は、16号沿いの道を避け、住宅街の路地を行った。途中の小学校でドッチボールの大会をやっていた。ホームセンターに着いて、とくに迷う事も無くリアシートとキャリアを購入。ダラダラと店内を回りたいのを押さえて、すぐに店を出る。

帰宅しようと思ったとき、息子が「ドーナツ食べたい」と言い出すが、いつもの事なので、テキトーにあしらう。が、隣のコンビニでジュースでも買ってやることにした。この後の計画をスムーズに進行させる意味でも、息子の機嫌を良くしておく方が得策だ、との判断だった。何より気がかりだったのは、新しく買ったリアシートに長男が「こっちに乗るのイヤだ」と言い出す事だ。リアシートは3歳からなので、次男を乗せるのはまだ無理である。

コンビニ店内でポケットのバッグを取り出して弄んでいたら、息子がそれをひったくった。ジュースのショーケースにバッグをなすり付けながら歩き始めたので、慌ててやめさせた。これがみぃきバッグを見た最後だ。この後、息子からバッグをとりかえしたか、そのまま持たせたままか記憶が定かでない。ただ、バッグがかなり柔らかく、そして皮が伸びて大きくなってきた事を実感し、非常に嬉しかった事を覚えている。

コンビニを出て、いつもと違う道で帰る。途中、完全に道に迷うが、近所なので何となく走っていると知っている道に出る。社宅につくと、家には戻らずに、社宅の駐輪場で息子と一緒にそのまま取り付け作業に入った。バイクの車載工具を使えば、わざわざ家に戻る必要の無い事に気付いたからだ。

ところが、いざ取り付けてみると、シートピンと呼ばれるサドルを締め付けるボルトの長さが足りない事に気付いた。シートの説明書を見ると、長さが足りない時は、長いタイプのシートピンのい交換しろと書いてある。このままでは取り付けができない。
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◆466日目(3)

諦めて、息子を5階の自宅まで汗だくになって運ぶ。そして、もう一度ホームセンターへ行き、このシートピンを買いに行く事にした。今度は一人で。このときの
時間は10時14分だった。急げばなんとか11時までにホームセンターへの往復と、シートの取り付けが間に合うのではないか?という時間だった。

今度は16号沿いの道を、全速力で自転車をこいで再びホームセンターに行った。探すのに苦労するかと思ったが、自転車用パーツ売り場に「シートピン」というズバリな商品があった。念のため、元々ついていたシートピンを外して持ってきていたので、それを長さを比べてみる。・・・が非常に微妙だった。シートピンのパッケージにはリアキャリア装着にも十分な55mmタイプ!と書いてあったが、






やめよう。意味ない。ここから先は、みぃきバッグを見た記憶がないのだ。これ以上は意味ない。問題は、みぃきバッグを息子がもっているか、オレが持っているか、だ。あのコンビニでの記憶がどうしても曖昧だ。ああああああああ。


あああああああああああああああああああ。


どこへいったんだろうお。みぃきバッグ。名前と住所を書いておくべきだった。

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