Archive for 04 October 2004

04 October

◆547日目

二日前の話になるが山さんが相模大野まで遊びにきてくれた。普段は、蹴り始めはどうしても9時過ぎになってしまうのだが、その日は珍しく息子が二人とも7時半に寝てくれたので8時には家を出ることが出来た。蹴り場所に着くとmaco氏より、「腹が減ったから今、二人でむつみ屋でラーメンを食べている」とのメールが。あわててむつみ屋まで引き返し、3人集結。再開を喜びつつ、既にラーメンを食べ終わった二人が見守る中、味噌ラーメンを一気に啜った。美味しかった。そして、さあ蹴りますか、という段になって山さんが宿泊先が決まってないというので、おや、意外と呑気な人だなあ、と思いつつ(いや口に出したかもしれない)、南口のビジネスホテルへ案内した。そのホテルはどうやら門限が早いらしく、というか門限があること自体、納得がいかなかったのであるが、一抹の不安を抱えながらも、早く蹴りたいので早速いつもの場所へ行ってしまった。我々のいつもの蹴り場所は、着替えポイントが遠いのが唯一の欠点なのだが、彼女は、隣接する伊勢丹の最上階までエレベーターで上がれば、まだ閉店していないレストラン街のトイレが使える、ということに気付き、我々の蹴り場所の利便性を高めてくれた。おろしたての新品のレイバーで蹴る彼女の姿を見て、その成長スピードに驚愕させられた。つい一月前に会ったときとまるで違う。技術とかADDとかではなく、もちろんそれもあるのだが、もう完璧にどこからみても「フットバッグを蹴る人」になっていた。私などはフットバッグをはじめて一年間くらいは、つまりつい最近まで「フットバッグを拾う人」でしかなかったというのに。そしてガラにもなくティルトレス10コンタクト10ユニークトライアルをチャレンジしてみたり、初5ADDをチャレンジしてみたりとか、いつに無く中身の濃い練習を終え、いつもの飲み屋「東京コケコッコ」へと案内する。途中、のどの渇きに耐え切れずジュースを買おうとする山さんをなだめつつ、というか叱りつつ、無事飲み会を始めることができた。ビールとホッピーと日本酒とレモンハイをそれぞれ各自2杯ないし3杯づつ飲み、もろきゅうと黒豚焼きと蓮根入り蒸しつくねとチャンジャと豆腐の塩辛とげそ焼きを食べた。枝豆は売り切れていた。12時を過ぎてから思い出したように山さんが、誕生日であることを告げたのでなんだ、もっとはやく言ってくれればいいのに、ということで、ラストオーダーが終わってしまった東京コケコッコから無理やり日本酒をオーダーし、大盛りにしてもらったので一旦お開きとし、二軒目のやるき茶屋に行った。ビールをピッチャーで注文して、また延々としゃべりつづけた。主に私とmaco氏が。そして、ふと気づくと山さんの眼球や表情筋が刺激に対してあまり反応を示さなくなってきたような気がしてきたので、名残惜しいと思いつつも彼女をホテルまで送った。そして門限だかなんだか知らないが、鍵がかかっていて開かないホテル入口の自動ドアをガンガン叩き、携帯からも電話を鳴らしてフロントをたたき起こした。ちゃんと働けバカホテルが!客を締め出すとは何事だ!と思いつつ、土下座せんばかりの低姿勢で、出てきたホテル従業員にお礼を言い、無事彼女を中へ入れることに成功したのであった。ホテル従業員は金正男に似ていた。次回はホテルノリゾーという素晴らしいホテルに案内するつもりである(Norizoが)。ちゃんと飲んで、ちゃんと家に帰って、ちゃんと寝るまでがムトハップ蹴りです。
18:58:11 | komb | No comments | TrackBacks