Archive for 17 March 2004

17 March

◆347日目(4)

セットの高さ、とか重心の高さ、DEXの位置、とか。こういうのは全て地面が基準だが、これ以外にもバッグと体の(高さの)位置関係を重視する視点もあっていいのではないか。いくら高くバッグが上がっていても、自分の重心も高ければあまり意味は無い。

すごい人のビデオとかって、バッグが空中に止まっているように見える。空中に浮かんでいるバッグの周りを足だけがスゴイ勢いで動き回っているイメージ。確かにスゴイスピードで足は動いてもいるんだろうけど、多分それだけじゃない。足を最も速く動かさなきゃいけないタイミングと、バッグが最もゆっくり動いてるタイミングを合わせているのだ。最もゆっくり動いているタイミングとは、バッグが上昇から下降へ転じる瞬間である。位置的にはバッグが描く放物線の頂点。

バッグにセンサーか何かを仕込んでおいて、常にバッグを画面の中心に捉えるような機構を備えたカメラで撮影されたフットバッグの動画を見てみたい。きっといろんな面白いことが見えてくるような気がする。
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◆347日目(3)

この「バッグは上昇。足は下降。」の状態のときに、色んな工夫がありそうだ。一番最初に思いつくのが軸足。軸足を使うポイントはココだろう。

このタイミングで軸足をちょっと蹴って伸びあがってやれば、「本来は、セットの足は下降してるんだけど、体全体が上昇してるから、地面からの高さは一定に保たれている、もしくはさらに上昇し続けている(バッグへの上向きの力が加えられ続けている)」というオイシイ状況を作ることも可能なわけだ。

一応、ココまで頭の中ではトーセットをイメージして書いたが、クリッパーセットでも同じことだろう。ただ、クリッパーは体勢が少々窮屈で、ストロークを長くとれない。だから、上に書いたような軸足を使ってのサポートが必須なのかもしれない。

ま、これが「軸足で上げる」ってヤツなのではないか。
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◆347日目(2)

バッグを上げるためには足は上げるだろ?その足を着地するためには足を下げるワケだ。セットが終わったらなるべく早く足は下げたい。

「セットした足を急いで下げる」ことを意識するとき、どの時点で急ぎ始めるか?オレは、今までは足が上がってる段階で急ぎ始めてしまってた。上昇している足に下向きの力を加えるのだ。これはツライ。ベクトルが180度違うんだから。

バッグを上げ終わる直前、セットした足は「フッ」と力を抜く。力を抜いても大丈夫。足はちゃんと上昇し続け、バッグへ上向きの力を加え続けてるのだ。下向きの力をあえて加えない限りは、足にだって慣性の法則が働くんだから。つまりバッグも足も、物理法則に従って放物線を描くのだ。

足はバッグと違って色んな抵抗があるから、バッグよりも足の方が早く最高点に達し、そして下降に転じる。これで「バッグは上昇。足は下降」てな状態が出来上がるのだ。足が下降に転じたら、これでもか!と急いで降ろしてやればいい。これは楽だ。あんまり力はいらない。


これが「抜き」とか「タメ」の正体ではないだろうか。

ピクシーなんかは、このときの足の角度とか、ヒザの形とかをあらかじめ調節しとくんだろう。上手い人は多分、「急いで降ろそう!」と思った時点では既にDEXは終わっちゃってるんだ。

急ぐのは、降ろし始めてから急ぐのであって、降ろすタイミングを急いじゃいけない。
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◆347日目

掴んだ!何かを出来るようになったわけではないが、掴んだ。意味分かった。奥義とは言わないまでも、コツと呼ぶにはもったいないくらい大きな事。フットバッグの極意。

しかしさて困った。どうにも表現する言葉が見つからない。コレは何日かけても、うまい表現を探す価値がありそうだ。んーーー。

オレが掴んだのは、フットバッグのムーブ全般に言えることなのだが、強いて限定すればセット・・・(記事紛失)
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