Archive for September 2005

28 September

◆910日目

やっべ。連休を挟んでしばらく蹴ってなかったら、クリッパー、どっか行ってた。びっくりするくらい出来なくなってた。ものすごい焦った。今日一日、昼休みと言わず、ひっきりなしにその場クリッパーをやり続けて、なんとか元に戻した。やべえやべえ。

今ちょっと夢中になってやってんのが、同じサイド連続のクリッパー。ノープラントで。いや今更とか言うなって。マジ気持ちいいんだから。

プラントすればなんとかなる連続クリッパーも、ノープラントだと急にできなくなる。バランスが悪いのだ。あとセットの位置、高さが一定しない。足着けばなんとかなるんだけど、無理にノープラントを貫こうとするとバッグを追いかけて、軸足でケンケン移動せざるを得なくなる。ひっきりなしにピョンピョンピョンピョン。

このピョンピョンをずっとやってたら、段々その動きにパターンがあることに気付いた。前後にピョンピョンすると上手く行くのだ。セットと同時に軸足でピョンと後ろに跳ねる。ストールに行く時、ピョンと前に飛び込む。要は、セットが前に行ってしまうので、調整するために後ろに飛び退きながらセットして、バッグを真上に上げて、拾いに行くときは飛び退いた位置から前へ飛び込むようにして拾ってるというわけだ。

そこで気付いた。ストールの足を前後に動かしたかったら、何も軸足ごと移動しなくても、腰を回してやればいいのだ。後ろに飛び退きながらセットする代わりに腰を回しながらセット。回った腰を元に戻しながらストール。見違えるようにきれいに片足連続クリッパーが出来るようになる。なんだかスワールも見えてきたような気がする。
00:38:45 | komb | No comments | TrackBacks

25 September

◆908日目

大分前から、ペプシのキャンペーンの頃から思っていた事なんだが、フットバッグは別に格好いいスポーツじゃない。カッコイイというのは主観の問題だから、例えばオレなんかはマジでカッコイイと思ってんだけど、いわゆるファッション的にも、ストリート的にも、エクストリーム的にも、「パッとするかしないか?」といえば、「NO」だ。けなしてるわけではなくて、もうしょうがない。そうだもん。シブすぎるの。もっといえば、知的すぎる。マニアックすぎ。ビリヤードでいえば、ナインボールじゃなくて四つ玉のポジション。格闘技で言えばK−1じゃなくてパンクラス。釣りで言えばバスじゃなくてヘラ鮒。公営ギャンブルで言えば競馬じゃなくて競輪でもなくて競艇。車田正美で言えば聖闘士星矢じゃなくて、リングにかけろでもなくて、風魔の小次郎。全然意味が分からなくなってきた。フリースタイルフットボールじゃなくてフットバッグって言えばいいのか?要は、「あーーー。やりこむとハマるらしいねー」とか「そうそう。突き詰めるとそっちに行くんだってねー」みたいな扱い。そりゃね。魅せるフットバッグってのも有りなんだけど、それはあくまで「そういうかっこいいフットバッグを出来る人も(たまには)いる」ってだけで。最初から魅せる事が前提のスポーツとは明らかに違う気がしている。ずーーとそう思っている。フットバッグの振興を考える上で「フットバッグってこんなにカッコイイんだぜー。だから練習してここまで昇ってこいよー!」っつースタンスじゃあキツイと思う。むしろ「あんましカッコ良くないけど、ダマされたと思ってやってみなー。死ぬほどハマるから」っつー方が、オレにとってはしっくり来る。けど、更に言えば、実はこの二つの考え方の境目は無く、どっちでもいいのだ。一見違う事のように見えて同じ事なのである。
01:55:56 | komb | No comments | TrackBacks

21 September

◆903日目

ドリフター、オーシス、ワール、スワール、そしてバタフライ。
クリッパーが分かったってだけで、もう、次にやる事が目白押しなんだよ。
迷っちゃうよ。決められないよ。どれにしようかなあ。
僕はもう毎日が楽しくてしょうがないよハニー。

でもそういいながら結局クリッパーの練習してるんだよね。



01:12:04 | komb | No comments | TrackBacks

16 September

◆899日目(2)

今までは。必死でバッグを目で追いながら、

「ほら来た!ホレ!ストール開始!!」
「ハイ!バッグ乗っかった!!それ!!セットだ!!」
「行け!!バッグ上がった上がった!!急げ急げ!すぐ着地!!」

てな感じだったのだ。それではダメなのである。目だけに頼ってはいけないのである。特に歳とってくると。

良くあるじゃん?手を開いて待ち構えていて、上から落とした鉛筆を「パッ」と掴めるかどうか?みたいな遊び。あれがメチャクチャ難しいのと一緒だと思う。動体視力と反射神経に頼ってたら限界があるし、柔軟に対応できない。

クリッパーというムーブをもっと長い単位で認識して、リズムとタイミングでバッグを捕らえに行く。とにかく重要なのは、さっきのグラフでいうとタイミング0→1のところ。足が地面から離れ、バッグを迎えに行くタイミングをとにかく意識する。これが全て。

「バッグは落ちてくるけど、足は上げている。あっあっ。衝突するッ!このままじゃキックになっちゃう!!」

っていつも思いながらクリッパーすると良い。その後はリズム。「ボヨンヨン」と下のグラフでいうところの青い線、M字を描くようにする。

そういえば、ずいぶん昔に
「クリッパーはストールに行く時、思い切り地面を蹴る様にするととうまくいくよ」
って言ってくれた人がいたな。誰だったかな。思い出せないな。神様みたいな人だな。理解するのに900日もかかっちゃった。マジすみません。
23:37:53 | komb | No comments | TrackBacks

◆899日目

いやね。もうホントに楽しいのですよ。フットバッグが。全然知らなかったよ。
「なんだよ、こんなに面白いものだったのかよ」と。「早く教えてくれよ」と。
そう叫びたい気持ちで一杯です。

クリッパーを理解する事がこんなにも楽しいものだったとは。オレ、もの凄い勢いで上手くなってるよ。どうしよう。すみません。ホントすみません。別に出来るムーブが増えたわけじゃないんだけど、オレにしか分からないけど、オレ上手くなってる。間違いない。

すみません。実は仕事中、こんなものを書いてました。もうフットバッグのことが頭から離れなくてつい。



縦軸が高さを表しててね、0が地面。5がバッグの最高地点
横軸は時間経過。タイミング2、3がストール。4、5がセット。6で着地。

要は、クリッパーについて今まで勘違いしてたのは、ストールばっかり意識してたってこと。タイミング1〜3までがクリッパーだと思ってた。だからダメだったのです。クリッパーは、いや、クリッパーに限らず全てのムーブは、ストールする足が地面を離れ、セットが終わって着地するまで。これが一つの動作の単位なのです。

バッグが落ちてきて、上がっていく一往復の間、足はバッグを迎えに行き(上げる)、そしてバッグをクッションして受け止めて(下げる)セットして(上げる)、着地(下げる)の二往復する。この前書いた「ボヨンヨン」っていうのは、コレを言いたかった。

(続く)


22:05:39 | komb | 1 comment | TrackBacks