◆932日目(2)

そしてワールも開眼。いや、開眼は言いすぎか。半目くらい開いたかな。
クリッパーで、ちょこっと上げて、上げるというか、置きに行く感じで。
んで、バッグの上っ面をつま先でクルリと「の」の字を描けばいいの。
「の」の字は地面に平行。

ＴＨＥ？
知らないよ。ＴＨＥなんて単語、オレの辞書には無ぇ。
ＴＨＥ！ワール。てなもんですよ。コレぞワール！ですよ。

ＴＨＥどころか、ＤＥＸすら端折りたいくらいなんだから。
ＤＥＸせずにワールがやれれば言うことないんだけどな。
「の」の字描いてやってんだから文句ゆうな。

◆932日目

やっぱりそうだ。そういうことにしておこう。靴。皮ひっぺがしレイバーが最強だ。もうやりやすいったらありゃしない。

オーシス開眼。なんて言うのかなーーー。聞きたいか？しょうがねーなー。体が裏返る感じ？つの？　つーか、背中が前になる感じ？うーん。なんてことは無いんだよ。オーシスなんて。プアーーーー（タバコの煙を吐き出す）。まあ、そこ座れ。

いいか？もうな、生まれつき背中が前だったみたいな感覚になってくるのさ。首が１８０°後ろ向きについてて、ヒザがトリみたいに進行方向の逆側に曲がる関節になってる。自分はそういう生物だった、と思い込むのだよ。いいかね？


「体の後ろでストール」なんて思うからややこしいのだよ。
「体の後ろがあれ？前だったんだっけ？オレの体。」みたいな。


なんてエラそうに言ってるけど、まだ７回しか出来ないから。