Archive for 09 May 2006

09 May

◆1133日目(2)

なんでオレはフットバッグに食いついたのかってーと。
前にも書いたけどフットバッグを最初に見たときカッコイイと思わなかった。
「ぎゃはははスゲースゲー。なんだコイツら?アホだなー。」
って思った。
この「アホみたいなスゲー動き」に魅せられたのだ。

「オレもあんなアホな動きをマスターして、『アホだなー』と言われたい!」

そう思って始めたのだ。「褒められたい」よりは「笑わせたい」に近い。


今じゃそんな気持ちは全くないのであります。困ったことに。
ちっともアホに見えない。カッコよく見えてしょうがない。価値観が変わってしまった。
だから正直、今の状況には矛盾がある。だって、今オレ、カッコイイから。オレ的には。
笑わせたかったのに、「カッコイイ」って褒められてしまうではないか。オレ的には。

このフットバッグのカッコ良さを、フットバッグを知らない人にアピールするのは至難の業だと思う。
フットバッグに関して、一般人の目にはどこがどうカッコよく見えるのか分からない。忘れてしまった。
いや、はじめから知らないというべきか。

この絵がよく表している。この類の絵をみると、少し昔の感覚を思い出せる。
いや、オレは最高にカッコイイと思うのですよ。この絵を見るともうね、血がたぎるんですよ。

jfclogo


でも、子供が見たら「なんだこれー」って言いそうなのもわかる。
ウチの長男は多分笑うだろう。次男は怖がって泣く。
オレ自身、小っちゃい時に見た、妙にコワイ絵柄の海外の絵本を見たときの気分を思い出さなくもない。



「カッコイイ」の定義だな。

「カッコよさ」の定義に、「アホな動き」も含まれてくれればいいのにと思う。
「アホみたいだけど、スゲー動き(をするために血道をあげているアホ)」
っていうのは、実は相当にカッコイイことなのだ。フットバッグは、別に何もしなくても、本質的に「カッコイイ」のである。


欧米人って、この辺のことを良く分かっている気がする。
「カッコいい動き」のなかに「アホみたいだけどスゲー動き」がちゃんと含まれている。
うまく言えないのだが、どうも日本では「カッコイイ」の定義が狭い。
うわ気持ち悪りい。何が「日本では」だ。スイマセン。

09:06:20 | komb | 4 comments | TrackBacks

◆1133日目

どんなスポーツでもそうなんだけど。
フットバッグは「やるスポーツ」であります。やらなきゃ意味がないのです。

いまフットバッグ普及について超大作を書いたんだけど全部消した。やっぱり答え出ない。オレわかんねーや。弱点多すぎ。フットバッグ。ただ面白いってだけなんだもん。ハマれないんだよな。普通は。なんでオレ、ハマれたんだろ?ここがもう分からない。

でも考えがまとまった部分もある。

オレがなんでフットバッグに流行ってもらいたいのかといえば、あくまで自分のためだということ。ただ仲間が欲しいってだけ。

それと、そこらで蹴っていても、珍しがられないくらいに認知されて欲しい。
外で一人で蹴っていて好奇の目にさらされるのがいやだ。好奇の目にさらされていると思っている自意識過剰な自分がいやだ。

「認知されてほしい」のである。「流行ってほしい」のではない。世間に知れ渡ればそれでいい。もちろん「流行って」欲しいが、それは高望みってもんでしょう。



書いてみるもんだ。書いてたら気付いた。明日も書こう。

00:02:46 | komb | No comments | TrackBacks