◆1050日目

やっぱり気温って大事なんだな。
こんだけ暖かいと、いろんなムーブが軽い。そろそろシャッフル系とかの「アバレ系ムーブ」の練習を再開するかな。

なんてって。いかんいかん。

こうやって書くとだな。いかにも、

「冬の寒い間はケガの心配もあるので、軽いルーチン系や、オーシスとかスワールといった「静か系ムーブ」の練習に専念してましたー。だから初メイクとかにはこだわってないんですー」

みたいな、そういうニュアンスが言外に出るではないか。いかにも「ちゃんとやってる練習日記」風味が。違う違う。違うのだ。
ここ数ヶ月は、たまたま、オーシスとルーチンが楽しかったからそればっかりやっているだけである。ともすると、ついついこういう見栄をはりたくなってしまうさもしい自分が大嫌いだ。反省したい。


などと書くとだな、結局「自分を良く見せようとせず、ありのままの姿を出して行きたい。巷にあふれているハウツー系の練習日記とは一線を画した、ホンネで語る練習日記なんですよー」みたいな、そういうことばっかりクドクド言ってる、とにかく一番タチの悪い酔っぱらいオヤジがここに居ます。

◆1043日目

当たり前の事実としてね。
フットバッグで繋がってる友人に、久しぶりに会ってだな。
久しぶりに蹴ったとする。

いやね。オレとしてはウマくなったつもりだったんだよ。それを見せたかったの。そういう感情、隠さない事に決めたし。「ホラホラ見て！オレ、こんなにウマくなったんだよーーって。褒めて褒めてーーーー！って。」

でもさあ。当たり前の事実としてね。
フットバッグで繋がってる友人に、久しぶりに会ってだな。
久しぶりに蹴ったらさあ。当然、ウマくなってるわけよ。相手も。オレの上達がかすむくらいに。


独りで蹴ってると良くないのはね。他人の蹴りを見ない事なんだ。批評しないこと。他人じゃなくてもいいんだけど、ビデオに撮って自分の蹴りを見るという行為は自分にとってかなりしんどい。色んな意味で。

時間が惜しい。自分の姿をビデオに撮って、見て、悪いところを探して、治したのをまた撮って、そして・・・・なんてやってたら蹴る時間ないじゃん！

上手くなりたい＜＜蹴りたい



いやまあ。上手くはなりたいですよ。ホント。もうそれは隠しません。あれ？何書きたいのか忘れちゃった。


ええと。醜い自分をえぐりだそうかという気にになってたんだけど・・・忘れちゃった。


そもそも、「上手くなりたい」というのは、「他人にスゴイと言われたい」という感情とは切り離せないものであることを認める事から始めなくてはならない。



やっぱダメだわ。書けねえ。

◆1039日目

フットバッグはさあ。なんか自由なんだよね。まあフットバッグだけじゃないんだろうけど。

ゲームにしてもテレビにしても、音楽とか映画とかも。
こう・・・、「与えられた娯楽」っていう風に感じてしまう。楽しんでいても常に頭のどこかで「ああ、金使わされてるなあ。どこかで誰かがうまいこと儲けてんだろうなあ」って感じてる。

だけど、フットバッグはそれがない。

『フットバッグ』つったって、なにもないのよなんにも。バッグと靴しか無いのよ。無いんだけど、あるんだ。高度に体系化された技術と理論が。それを探すんだ。「自分で」探すの。探したいから探すの。だから楽しいんだ。

本当の娯楽っていうのはこういうのなんだよ。フットバッグ始めてやっと気付いた。