Archive for May 2006

19 May

◆1143日目

「スタイル」っていう言葉、実はあんまり好きじゃないんだけど、スタイルというか、キャラクターみたいなものをシュレッドを通じて出していくことは、とても大事なのではないかと思った。

いつも独りで蹴ってるから意識しなかったのだけど、多人数で蹴るときってのは、単なる「ワザの見せ合い」ではなくて、「ジャムセッション」なのだと考えると、よりワクワクする。気が楽になる(正直、サークル蹴り苦手です)。今更こんなこと言ってるのはオレだけかもしらん。

サークル蹴りってのは、各自が楽器を持ち寄ってセッションするようなものなんだ、と考えればいい。ADDで色分けする視点を変えて、「この人はどんな楽器を持ってきたんだ?」という視点で見る。

ジャムセッションがあるなら、バンドを組むってのもアリだよな。むしろそっちが先か。そういう競技があってもいいな。チーム戦。まずシンクロやって、次に各自のソロシュレッドが入って・・・ってみたいな流れで、トータルで評価する。

こういった類いの競技の評価基準がなんとなく固まってくると、サークル蹴りってのがすごく意味を持ってくると思う。「コイツとはシュレッドが噛み合う」みたいな話が出てくるわけです。「あ、この人とオレ、ちょっとスタイルかぶるから位置変わってもらえます?」みたいな話も出てくるわけですよ。

あんまり好きな言葉じゃないけど「ストリートスポーツ」味を帯びてくる。


01:09:49 | komb | No comments | TrackBacks

15 May

◆1139日目

いやあ。うちの娘ね。まだ産まれて35時間くらいしか経ってないんだけどね。
もう、似てるのよ。
オレに!そっくり!





いや、足だよ。足。足がね。足の指の形がそっくりなんだわ!
人差し指がこーんなに長くてさ。

靴下とか、人差し指のところにすぐ穴開いちゃうんだよ。



フットバッグ?
いや、関係ないです。フットバッグとは。

足の指の話だってば。


21:29:35 | komb | 2 comments | TrackBacks

09 May

◆1133日目(2)

なんでオレはフットバッグに食いついたのかってーと。
前にも書いたけどフットバッグを最初に見たときカッコイイと思わなかった。
「ぎゃはははスゲースゲー。なんだコイツら?アホだなー。」
って思った。
この「アホみたいなスゲー動き」に魅せられたのだ。

「オレもあんなアホな動きをマスターして、『アホだなー』と言われたい!」

そう思って始めたのだ。「褒められたい」よりは「笑わせたい」に近い。


今じゃそんな気持ちは全くないのであります。困ったことに。
ちっともアホに見えない。カッコよく見えてしょうがない。価値観が変わってしまった。
だから正直、今の状況には矛盾がある。だって、今オレ、カッコイイから。オレ的には。
笑わせたかったのに、「カッコイイ」って褒められてしまうではないか。オレ的には。

このフットバッグのカッコ良さを、フットバッグを知らない人にアピールするのは至難の業だと思う。
フットバッグに関して、一般人の目にはどこがどうカッコよく見えるのか分からない。忘れてしまった。
いや、はじめから知らないというべきか。

この絵がよく表している。この類の絵をみると、少し昔の感覚を思い出せる。
いや、オレは最高にカッコイイと思うのですよ。この絵を見るともうね、血がたぎるんですよ。

jfclogo


でも、子供が見たら「なんだこれー」って言いそうなのもわかる。
ウチの長男は多分笑うだろう。次男は怖がって泣く。
オレ自身、小っちゃい時に見た、妙にコワイ絵柄の海外の絵本を見たときの気分を思い出さなくもない。



「カッコイイ」の定義だな。

「カッコよさ」の定義に、「アホな動き」も含まれてくれればいいのにと思う。
「アホみたいだけど、スゲー動き(をするために血道をあげているアホ)」
っていうのは、実は相当にカッコイイことなのだ。フットバッグは、別に何もしなくても、本質的に「カッコイイ」のである。


欧米人って、この辺のことを良く分かっている気がする。
「カッコいい動き」のなかに「アホみたいだけどスゲー動き」がちゃんと含まれている。
うまく言えないのだが、どうも日本では「カッコイイ」の定義が狭い。
うわ気持ち悪りい。何が「日本では」だ。スイマセン。

09:06:20 | komb | 4 comments | TrackBacks

◆1133日目

どんなスポーツでもそうなんだけど。
フットバッグは「やるスポーツ」であります。やらなきゃ意味がないのです。

いまフットバッグ普及について超大作を書いたんだけど全部消した。やっぱり答え出ない。オレわかんねーや。弱点多すぎ。フットバッグ。ただ面白いってだけなんだもん。ハマれないんだよな。普通は。なんでオレ、ハマれたんだろ?ここがもう分からない。

でも考えがまとまった部分もある。

オレがなんでフットバッグに流行ってもらいたいのかといえば、あくまで自分のためだということ。ただ仲間が欲しいってだけ。

それと、そこらで蹴っていても、珍しがられないくらいに認知されて欲しい。
外で一人で蹴っていて好奇の目にさらされるのがいやだ。好奇の目にさらされていると思っている自意識過剰な自分がいやだ。

「認知されてほしい」のである。「流行ってほしい」のではない。世間に知れ渡ればそれでいい。もちろん「流行って」欲しいが、それは高望みってもんでしょう。



書いてみるもんだ。書いてたら気付いた。明日も書こう。

00:02:46 | komb | No comments | TrackBacks

07 May

◆1132日目

長男がね。今日初めて自転車に乗れたんですよ。補助輪なしで。へへへ。オレがいつもフットバッグに対して感じている「気付いたときの快感」「出来るようになったときの達成感」みたいなの。よくよく考えれば、この快感って、やっぱり自転車が原点だよなー。と気付かされた。あと逆上がりとか。

いやいやいや。ムリにフットバッグに絡める必要はは全くないんだけど。オレに似て、根っから根性の無い長男が。自転車には乗りたいくせに、練習始めると5秒でやめていた長男が。ある瞬間から突然目の色が変わったのである。何かの拍子に「あれ?オレ自転車乗れちゃうかも?」って気付いた瞬間から、いきなりスイッチが入って、狂ったように練習に励む姿を見るにつけ、「ああ、コレ。コレだよね。」と、いろいろと感じるものがあったわけです。「うぅわ。オレと一緒だわコイツ」と。

必要なのは根性じゃなくて、人参。ホントそう思うよ。人参。フットバッグも人参だよ。どんな人参をぶら下げるかなんだよ。人によって違うからね。人参の色とか形が。最近さ、自分で気付いてない奴も多くね?自分がどんな人参が好きなのか。

いやいやいや。ムリにフットバッグに絡めるつもりは毛頭ないんです。大事な事はただ一つ。いいですか?






『ウチの長男が、自転車に乗れるようになりました。』







これだけですから。フットバッグとはなんの関係もないですから。それにしてもこんなに嬉しいものだったとは。いまも携帯で撮った動画をみてニヤニヤしているのだが、まあこういうことなんだね。オヤジになるというのは。30秒くらいの、携帯で撮った画質の粗い、息子の初チャリ動画を、電池切れるまで見続けているわけだ。軽〜く涙ぐみながら。
01:26:47 | komb | 2 comments | TrackBacks