◆570日目

昨日は相模湖ピクニックランドに行った。渋滞もなかったし、天気も申し分なかったし、ウルトラマンネクサスは来ていたし、相模湖ピクニックランドがウルトラマンコスモス劇場版の舞台であることを発見したし、何より息子がとてもうれしそうだったので良かった。これで夜中、蹴れれば完璧だったのだが、さすがに無理だった。ぐったり疲れて８時には気絶するように寝てしまったのはしかし、ビールを飲みすぎた所為ではない。昼間浴びた日光が原因だと思う。最近、なんだか日光に弱くて、ちょっとでも日差しを浴びると全身の力が抜けるような虚脱感に襲われる。なんとかならないものか。社宅の草むしりとか超ダメ。今週は会社が忙しくて、先週末にはたっぷり宿題をもらうわ、昨日も上司から携帯にメールが届くわ、いつにも増してやる気の無い月曜日だったのだ。これ以上どこに削がれるやる気があるのだろうか？と自分でもびっくりするくらい。だから昨日はなんとしても蹴っておきたかった。独りでもいいから思いきり蹴り、汗を流し、酒をかっ食らって寝たかった。一分一秒でも長い日曜日にしたかった。一杯１０円だし。

そして今日。上司に一日中拘束されるはずが、上司が、上司の上司に拘束されたため、オレが解放されるというマジカルな出来事が。ぎゃははは。バカっぽーい。とっとと帰って蹴ろーっと。

◆568日目

試したい事があったので今日はちょっと蹴りたかったので晩酌は控えておこうと思ったけど、何やら大きな地震もあって、夜中に家を出るのも何だし、それ以前に気がついたらビール３本くらい空けちゃってたのでやめた。結局息子が寝たのは23時近くになっちゃったし、行かなくて正解。そうそう。明日から３日間、いつもの「東京コケコッコ」の隣の飲み屋「ガクさん」。１０周年記念でドリンクが10円だったんだ。やっぱり蹴るなら明日だな。今日は行かなくて正解。何を試したかったのか忘れた。

◆567日目

そういや昨日の地元蹴りで、いつもの場所に行ったら、いつもの場所でブレイクダンサーも踊ってたわけなんだが、人数が尋常じゃなかった。いつもは多くても３〜４人なのに１０人以上はいたね。荷物とかもブッワァー広がってて、何かの大会みたいだったですよ。

蹴り終わって、またそのブレイクダンサー地帯を通りかかったら、奴らも撤収中だったんだけど、いきなり話しかけられて、「すいません。シャッター押してもらえますか？」だって。一枚とったら今度は別の奴が「あ、オレも」なんてって写ルンです渡してきて。記念撮影かあ。カワイイじゃないの。

きっとアレだ。いつも大野で踊ってるヤツらと、別のところで踊ってる奴らとの合同練習会だったんだ。なんだ。同じじゃないすかオレらと。きっと、「大野踊り」とか「コラボダンス」とか言って、ネットで約束してさ、集まって互いの技を見せ合ったりしてたんじゃねーのか？いいねいいね。

どうでもいいけどみんな若かったなあ。間違いなく全員１０代。お母さん心配してるぞ。寄り道しないで早く帰れよ。おじさんたちは今から飲みに行くけどな。

◆562日目

金曜から旅行。ろくでなし共とろくでなし旅行。フットバッグとは何の関係もないメンツ。毎年フジロックに行ってたメンツだが、ここんとこそれも面倒になり（元々フジロック行っても、テントでラリってただけだったし）、ただ集まって、グダグダするだけのイベントになった。年一回。

どのくらいのろくでなし旅行かというと、まずソイツんち行って（26:00)、酒飲んで(〜28:00)、爆走マウンテンバイカーズやって、寝て、(06:00)、起きて、(13:00)、酒飲んで、爆走マウンテンバイカーズやって(〜16:00)、買い出し行って、肉と七輪と炭買って(〜17:00)、焼いて、食って、日本シリーズ見て、(〜22:00、)爆走マウンテンバイカーズやって(26:00)、酒飲んで・・・・・・・


さっき帰ってきて、ビールと焼酎飲んで(24:00)、洗いものして、（良心がとがめて）(25:00)、日記を書く。



こんなパパを許してください。ダメですか？






ちがうちがう。贖罪日記ってワケじゃない。

ひとーつ！
ソイツんちの庭でフットバッグやった（ツレはみんなは寝てた）。クリッパー13回。記録更新。

ひとーつ！
爆走マウンテンバイカーズ。キャラのひとりにフットバッガーがいる。

◆558日目

風邪をひいた。のどが焼けるように痛かった。
だが蹴った。俺にはそれしかなかった。
どうやら熱もあるらしかった。
朝から頭が全く回らなかった。
しかし、迷う事無くオレは蹴った。
薄汚れたバッグをいつものように蹴り続けた。
そうやってこの一年間、腐った会社生活を塗りつぶしてきた。
変わらない。変わるつもりもない。
オレは呪詛の言葉をつぶやきながら黙々と蹴った。
ふと窓を見ると、くたびれた中年男の姿があった。
汗だくで、無精髭をはやした薄汚れた中年男がこっちをむいて嗤っていた。
窓に映った自分の姿だと気付くのにしばらく時間がかかった。


というわけで、また馳星周を読んでいる。いやー。やっぱり面白いなあ。今度のも最高っすわ。超ダーク。雪月夜。