Complete text -- "◆1156日目"

01 June

◆1156日目

((前回からのつづき  じゃない)


「ナンバ歩き」。続けてるんだが、一向にピンとこない。
ただ、確かにフットバッグには有効なんじゃないか、という確信は強まっている。

「重心の動き」敏感になる。というのが重要だと思う。それも尋常じゃないレベルで。

間違ってるかもしれないけど、オレが今感じているナンバ歩きの感触っていうのは、「常に転び続けている」と言うことである。「常につまづき続けている」と言ってもいい。

この前買った本にはこう書いてあった。
『ナンバ歩きの最初の一歩は「体を前傾させていったとき、自然に足が前に出る」のを利用します』

つまり、
?一歩目。自然に足が前に出る。出た足の逆足に重心が残っている。
?一歩目を着地するとそちらに重心が移る。体は前傾を続けているので、またつまづきそうになる。
?重心の乗ってないほうの足が自然に前に出る。二歩目。
この繰り返しである。

「つまづき続ける」といのはまあ、オーバーかも知れないが、「歩かされている」という感触が残る。


これに対し通常の歩行は、「重心を保った状態で、自分の意思で地面を蹴って」前に進む。バランスが取れた状態で「地面を後ろに蹴る」ってことは、バランスが崩れるということである。そのバランスをとるために蹴った方の足を逆の手を前に振るのである。 「おいおい、折角進む為に後ろに蹴ってんのに、手でブレーキかけてんじゃん!」というわけである。

シュレッド中、「腕でバランスをとる」という動作も時間と力のロスにつながっている気がしてきた。
空中とか、片足になったときに必要以上に体を水平に保とうとしすぎているのかもしれない。

例えばDLO。
最初のデックスをしながら次のデックスに行く際、片足で踏み切る直前。必要以上にバランスをとりすぎているのではないか?完全に踏み切る足に体重を乗せてしまってるのではないか? 最初のデックスの足は動きやすくなるかも知れないが、全体重ののった片足で次のデックスに行かなくてはならない。

そういえば、「ピクシーは慣れてくると押し込みながら抜くようになる」という話を聞いたことがある。
ピクシーの足を早く動かそうと意識するあまり、完全に軸足の片足立ちになってしまっているのではないか? 回すのは早くなるかもしれないが、完全に浮いている足を地面に下ろすのに時間がかかってしまう。

例えばステッピング。

いや。もうよそう。当たり前だな。前から気付いてたことだわコレ。
フットバッグを通じて気付くべきことを、別の話から気付き直しただけってことか。

一本歯の高下駄。買っちゃうかもしれない。いつ履くんだ?

11:13:21 | komb | | TrackBacks
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