Archive for August 2003

11 August

◆133日目(2)

トーセットかクリッパーセットかは、ADD数をカウントする上では両者は同じであるが、ムーブの難易度としてはどちらのセットにするかで全然違ったものになるワケで、例えばレッグオーバとピックアップをトーセットで始めたときにどちらがラクかを考えればスグに分かることだ。DEXする足の動く距離が全然違う。バッグ上下する時に描く軌跡を地面に垂直な一本の線だと考えたとき、DEXする足がこの線を何回横切るか、とも言える。レッグオーバーは一回だが、ピックアップは二回横切らせなければならない。しかし、クリッパーセットとなると、これが逆転する。ピックアップの方が断然簡単だ。こうした議論は、拾う足についても同様のことが言える。つまりトーで拾うか、クリッパーで拾うかではDEXする足の負担が全然違うのだ。しかしこの場合はADD数が変わってくるのを忘れてはならない。イリュージョンをインサイドで拾うのはメチャクチャ難しいが、ADDとしては2ADDだ。ところがイリュージョンをクリッパーで拾えばこれはバタフライである。立派な3ADDだ。オレは出来ないので何とも言えないが、イリュージョンをインサイドで拾うより、バタフライの方が全然簡単なのではないだろうか。この辺がADDの概念の不完全な部分なのだろうと思う。つまり、何が言いたいかというと、それを今考えているところだ。---大体、オレがこうやってクドクドと改行のない読みにくい文章を書いてるときは酔っぱらっていて、何が言いたいかなんてべつに考えていないのだ。何が言いたいのかはこれから考えればいいのだ。---要するにaut[dex]のときはトーセットorクリッパーストール締め。in[dex]のときはクリッパーセットorトーストール締め。これが最も簡単なハズだ。しかし話はコレでは終わらない。酔っぱらいはしつこいのだ。上に書いた話は、2〜3ADDムーブの話だ。さらに難易度の高いワザになると、セットしてから二回以上DEXしなければならないケースがでてくる(アトミックセットとか、ピクシーセットとか)から、セットした足は次の動作に移るために直ちに再び接地しなければならない。この点トーセットに比べ、クリッパーセットの方が、短いストロークで、より地面に近いところでバッグを上げられるのではないだろうか。トーセットでバッグを上げる際にはセットする足はどうしてもある程度上げなければならないため、セット後、次の動作に移るのにタイムロスが生じてしまうが、クリッパーセットの場合は腰の回転や軸足の膝などを巧く使うことによって、地面スレスレの位置でも高くバッグを上げることができるような気がする。中国拳法の発勁の要領で、サポートレッグの母指球を軸にした回転運動を膝→腰→膝→足首へと増幅させながら効率よくバッグを載せている足首へと伝達させることによって、上下運動を殆どさせることなく、高々とバッグを上げることが可能となるはずである。少々DEXする足を遠回りさせる必要があったとしても、クリッパーセットの方が、タイミング的に有利になることがあるんじゃないだろうか。そう思うとクリッパーに未だに手こずっていることに関して焦りを感じる。と同時に、トーセットに関しても、もっと研究する余地があるのではないか、という気がしている。アトムスマッシャーをやっているときに思ったのだ。「つま先にバネ仕掛けの細工か何かを施しておいて、バッグを載せた足を地面につけたまま、『ビヨーン』とバッグを打ち上げることができれば、アトムスマッシャーなんか楽勝でできるのに」と。バネ仕掛けの細工でなくても、例えば足首の動きだけでどうにかして膝を曲げずにバッッグを上げることは出来ないだろうか?とか、親指の位置に穴を開けて置いて、足で指パッチンをする要領でバッグを打ち上げられないだろうか?とか
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