◆525日目(2)

「真上に上げる」って表現がクセモノなんだ。いままで散々耳にしてきた表現だが、クリッパーセットがちょっとだけ見えてきた今日、初めて理解できた。つまり「真上に上げる」ってのはクリッパーセット来る人だけに通じる言葉なんだ。そりゃそうだ。「真上に上げる」ったって、地面から垂直にバッグが上がればいいってもんじゃない。自分も真っすぐ、バッグも真っすぐじゃなきゃ意味ない。じゃあ、どう表現したらいいか？ってーと、上手く言えない。強いて言えば、「バッグののった足ごと真上に引き上げる感じ」としか言いようが無い。あ、さっきも書いたか。コレ。足じゃない。脚。フットじゃなくてレッグ。クリッパーの形を作ったまま、脚ごと真上に引き上げる感じ。必然的に軸足の伸び上がりも使う事になる。

◆525日目

クリッパーセットの感覚が分かってきた。今まではストールで精一杯だったのだが、セットの方に注意が向けられるようになってきた。

しっかりとストールして、地面すれすれまで下げる。そのまま、足首を真上に引き上げるようにしてセット。こじる様な変な動きにならないように注意。軸足のももの裏と、ストール足のスネがぶつかるところまで上げきったら、少し軸足を伸び上がるような動作を加えて、バッグをリリース。

こんな感じか。大分高くまで上がるようになってきた。コレがちゃんとできないとかっこいいステッピングはあり得ないっぽい。いつまでたってもヒルカのまんまだ。

連続クリッパーとか、インフィニティーとかが俄然面白くなってきた。