Archive for 25 September 2005

25 September

◆908日目

大分前から、ペプシのキャンペーンの頃から思っていた事なんだが、フットバッグは別に格好いいスポーツじゃない。カッコイイというのは主観の問題だから、例えばオレなんかはマジでカッコイイと思ってんだけど、いわゆるファッション的にも、ストリート的にも、エクストリーム的にも、「パッとするかしないか?」といえば、「NO」だ。けなしてるわけではなくて、もうしょうがない。そうだもん。シブすぎるの。もっといえば、知的すぎる。マニアックすぎ。ビリヤードでいえば、ナインボールじゃなくて四つ玉のポジション。格闘技で言えばK−1じゃなくてパンクラス。釣りで言えばバスじゃなくてヘラ鮒。公営ギャンブルで言えば競馬じゃなくて競輪でもなくて競艇。車田正美で言えば聖闘士星矢じゃなくて、リングにかけろでもなくて、風魔の小次郎。全然意味が分からなくなってきた。フリースタイルフットボールじゃなくてフットバッグって言えばいいのか?要は、「あーーー。やりこむとハマるらしいねー」とか「そうそう。突き詰めるとそっちに行くんだってねー」みたいな扱い。そりゃね。魅せるフットバッグってのも有りなんだけど、それはあくまで「そういうかっこいいフットバッグを出来る人も(たまには)いる」ってだけで。最初から魅せる事が前提のスポーツとは明らかに違う気がしている。ずーーとそう思っている。フットバッグの振興を考える上で「フットバッグってこんなにカッコイイんだぜー。だから練習してここまで昇ってこいよー!」っつースタンスじゃあキツイと思う。むしろ「あんましカッコ良くないけど、ダマされたと思ってやってみなー。死ぬほどハマるから」っつー方が、オレにとってはしっくり来る。けど、更に言えば、実はこの二つの考え方の境目は無く、どっちでもいいのだ。一見違う事のように見えて同じ事なのである。
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