Archive for June 2003
26 June
◆87日目
わわわわわかった!!足首だ足首!足首足首足首足首足首ぃぃぃぃぃぃぃ!!!!落ち着け!おおおおおおお落ち着け!!オマエが落ち着け!ああ、オレか。足首の角度を間違えてた。足首は伸ばすんだ。なんで曲げてたんだろ?
どうしたら足を交差させた状態でインサイドを地面と平行にできるかを確かめるためにクリッパーの体勢であれこれいろんな関節を動かしてみたのだ。クネクネとかなり怪しい動きだったが、収穫はあった。足首はピンと伸ばした方が水平になる。なんで今まで気が付かなかったんだろう?来たぞ来たぞ。クリッパー。まだ出来ないけど、ゴールは近い気がする。
ワールをやってみたら自分の手の親指を蹴った。血豆。落ち着けよオレ。落ち着いてクリッパーをまず練習しろってんだ
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21 June
◆82日目
本日の山田メール(原文)「今日も暑いね〜!こんな日は無料ビール!もう三日連続」
・・・もはや何が言いたいのか分かんないっす。キリンビール工場の隣に住んでいることを自慢したいのでしょうか?
−−−−−
どうしても出来ないクリッパーストールについて昨日の残業中にいろいろ考えた。
まず、オレは体のひねりが足りないのかもしれない。体をもっとひねってバッグを真上から見下ろすようにしたらどうだろう?
次に、ストールとその後のトスは別々に考えてはいけないんじゃないだろうか。「載せてからトスする」んじゃなくて、ゆっくり蹴り上げる感じ。蹴り上げた後、バッグの上昇スピードと同じかそれ以上のスピードで足も上げてやれば、バッグは足に接触したままだ。それはストールと同じことだろ?そういえばミラージュの最後のトーストールがそんな感じだな。キックとストールの中間。
そして、今日、社宅の草むしりをしながら更に別のことも思いついた。バッグを拾いにいくときのステップもストール動作の一部として考えてみよう。
今まではこうだ。
1)バッグの落下位置に足を交差させた体勢で待つ。
2)バッグがインサイドに触れた瞬間、クッションを効かせてバッグが弾まないよう努力する。
3)バッグがインサイドに載ったならケツポケを意識して再びトスする。
そうじゃなくてバッグが落ちてくるのを一歩引いた場所でまち、バッグの落下位置に向かってステップインしてみよう。バッグと体が同時に着地するということは、その瞬間バッグと体の相対速度はゼロということだ。つまりわざわざクッションを効かさなくてもいいはずだ。
・・・我ながら長い。読み返したけど何が言いたいのか分からない。こんなの代々木公園行って一言聞けばスグに教えてもらえるんだろうな。蹴りたいよう。
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18 June
◆79日目
クリッパーは、インサイドストールの延長だと考えてみる。インサイドストールは最近やっと4〜5回連続で出来るようになってきたところだ。出来なかった頃と今とで何が違うかというと、それはストールする位置だ。かなり地面に近いところでもストール出来るようになってきたのだ。
最初のうちは完全にインサイドを地面と平行にしないとダメかと思っていた。足首の固いヤツはそれこそ山田の「命ストール」みたいな位置じゃないとインサイドストールは出来ないのかと思っていた。ところが、腰のひねりと上体の微妙な反らしで、体の外側でバッグを拾うようにすると下の方でもストール出来ることに気付いたのだ。
そうなってくるとクリッパーとインサイドストールがかなり近いものに思えてきた。体の後ろでインサイドストールすりゃいいんだから。
とにかくオレはワールをやりたいのだ。ワール。もうオレの中ではフットバッグ=ワール。だからクリッパーを早くマスターしたいのだ。ワールが出来ればもう他はいい
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16 June
◆77日目
今日もクリッパーは上手くできない。まあ、ミラージュとかのワザとは違って、急に出来るようになるものでもないのかもしれない。「気がついたらいつの間にか上手く出来るようになってた系ムーブ」なのだ、と思うことにした。気長にやろう。インサイドストールやってみたら、これまたいつの間にか連続で出来るようになってるし。山田に「動きがケニーシュルツっぽくなってきてる」と言われた。・・・微妙に嬉しくない気もするが。イヤイヤイヤイヤそんなこと言ったらバチが当たる。すみません。
その山田はミラージュ初メイク。バンザーイ
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13 June
◆74日目
ケツポケ。僕はこの言葉の重要性を判っていなかった。この言葉を軽視したばっかりにずいぶんと回り道をしてしまった。クリッパー。出来るようになったわけではないけれどケツポケの意味が判ったとたん、突然動きが良くなった気がする。あれは「ケツのポケットに向かって放りあげるように」という意味だと勘違いしていた。そうじゃなかった。放りあげるんじゃなくてもっと直接入れる感じなんだな。グイっとねじ込む勢いで。
ケツポケ。僕らフットバッガーはこの言葉を忘れてはいけない。矢吹ジョーは少年院の中で次の言葉を唱えつつ、ただひたすらジャブの練習をした。
「肘を左脇の下からはなさぬ心がまえで、やや内側を狙い、えぐり込むように・・・打つべし!打つべし!打つべし!」
僕も同じだ。会社という名の檻の中で今日もただひたすらクリッパーの練習に明け暮れるのだ。
「前のめりにならぬ心がまえで、上半身をバッグの方向にややひねりつつ、ねじ込むように・・・ケツポケ!ケツポケ!ケツポケ!」
このページは僕にとって、さしずめ、丹下段平の手紙である
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